勤労感謝の日
今日は「勤労感謝の日」ですね。
先日読んだ本に、勤労感謝の日の
由来について書かれていたものが
あったので、一部をご紹介します。
日本はなぜ世界でいちばん
人気があるのか
竹田恒泰氏 著
PHP研究所
この本によると、古来から農耕民族
である日本人にとって、最も大切な
祭りとは、
神嘗(かんなめ)祭
と
新嘗(にいなめ)祭
であるといいます。
神嘗祭とは、
伊勢の神宮で毎年10月15日と16日
の深夜に行われる祭典のこと。
この祭典は、新穀を天照大神に
捧げる神宮最大の祭典だそうです。
一方、新嘗祭とは、
宮中で毎年11月23日の深夜に
行われる祭祀になります。
新嘗祭は、天皇陛下が自らお育て
になったその年の新穀を神々に
ささげて、五穀豊穣を奉告される
祭事だそうです。
明治時代以降、宮中で重要な
祭祀が行われる日は、祭日と
されてきましたが、戦後はGHQの
政策により、祭祀や天皇行事の
名称は国民から切り離されました。
それに伴い、11月23日の新嘗祭も、
「勤労感謝の日」と名称を変更して
国民の祝日となったそうです。
本来日本人は新嘗祭の日までは
新米を口にせず、新嘗祭の翌朝
に家族揃って五穀豊穣に感謝して
はじめて新米を食べるという風習
があったそうです。
僕は、この辺りの内容を、
全く知りませんでした。
どちらかというと、その年の新米を
早く食べることが、ある種の贅沢だと
考えていましたが、それだと本来の
意味を逸れてしまっていたんですね。
勉強になりました(笑)
この本は、歴史を紐解きながら日本
という国を説明してくれてるので、
勉強になるし、面白かったです(笑)
特に、外国の方に日本という国や、
日本人特有のマインドを説明する
機会がある人にはネタになるかも
しれません。
興味がある方は読んでみてください。
いつもありがとうございます!
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