建具のリフォーム
先日、
砂久保にある戸建住宅の改修工事を
施工させていただきました。
およそ、
1ヶ月半におよぶ改修工事の末、
どうにかこうにか綺麗な賃貸住宅
に生まれ変わりました。
ホントに
うちの職人さんたちの腕と
知恵に感謝です。
そんな砂久保の住宅ですが、
ほぼ工事も完了に近づいたころ、
オーナー様が現地を訪れ、
色々とチェックしてもらっていると、
下駄箱の扉がだいぶ傷んでいる
ことに気が付きました。
今回、手を入れた居室部分は
すごくきれいになっていたのですが、
下駄箱は昔のままで、
正直かなり浮いてしまっていました。
これが手つかずの下駄箱の写真
でも、今更扉を交換するのも、
なんだし、かといって
このままじゃな~。
とその場にいた人で考え込んで
いると、オーナー様が、
「ペンキを塗ればいいんじゃ
ないですか?」
とおっしゃいました。
しばらく時間が流れたあと、
誰からともなく
「塗装ねぇ~・・・・」
と一言。
そしてまた、
しばしの沈黙が・・・
・・・・・。
僕は我慢できなくなって、
「分かりました。DIYでよければ
僕が塗装しますよ。」
すると、間髪入れず、
「じゃ大谷さん、それでお願い
しますね♪所でトイレの~なん
ですが・・」
と話は次の話題へと移って
しまいました。
実は、
「さすがに大谷のDIY塗装には
任せられないから、俺がやるよ!」
と誰かが止めてくれるのを
半分期待して言ったのですが、
実際には塗装作業をかって
でるという男らしい事態に。
胸の中では葛藤が。
安請け合いしてしまったけど、
綺麗に仕上げられるだろうか?
いや、ペンキを塗るだけだし、
大丈夫だろう。
今までだってペンキくらい
何度も塗ってきたじゃないか!
だから今回もきっと何とかなるさ!
計画はこうだ!
ハウスクリーニングが終わったら、
誰も現場に入らなくなる。
その隙に
下駄箱の扉を外して
会社に持ち帰るんだ。
そして、サクッとペンキ
を塗って元に戻せば
終わりじゃないか!
難しくないじゃないか!
と、高をくくっていました。
でも実際は、
そうは問屋が卸しませんでした。
扉の写真(これが2枚あります)
扉を持ち帰ってよくよく見てみると、
下の写真のようにプリント合板が
剥がれている所が・・・・
ジ、ジーザス!
横からみた2~3枚に剥がれたベニヤ
それに本来1枚に圧着されている
はずのベニヤが、経年劣化や水濡れで、
2枚にも3枚にも増えてフカフカしてる!
こ、これは僕のDIY塗装レベルを
はるかに超えた
「傷んだ下地だったんだ!」
はたして、
僕のDIY塗装で直せるのかっ!
簡単に塗装できると思っていた
下駄箱の扉。
でも実際には下地が傷み過ぎて、
塗装できるかさえも微妙な状態。
どうする、大谷!
どうする、小江戸不動産!
次回に続く。
関連した記事を読む
- 2024/02/07
- 2024/01/30
- 2023/10/18
- 2023/10/16