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2016年06月03日
ブログ

気になる上階の騒音(判例)

 

 

2回に渡ってお伝えしてきた、

 

上階の騒音。

 

3回目の今日は、ある判例を

 

お伝えしてまとめたいと思います。

 

過去のブログはこちらからどうぞ!

 

気になる上階の騒音1

気になる上階の騒音2

 

 

【参考判例】

 

「マンション上階の騒音について

瑕疵とは認めなかった事例」

 

↓↓  ここから判決文  ↓↓

 

 

本件マンションのような集合住宅

 

の場合、その遮音性能について

 

日本建築学会が定めた

 

基準1級(推奨基準35db)

 

又は、2級(許容基準40db)

 

の水準であれば遮音性能を

 

十分に備えているものと評価

 

することができる。

 

本件建物で測定された

 

騒音レベル(寝室で測定された

 

騒音の最大値は32dbである)

 

は、学会基準1級を満たす

 

もので、社会通念上要求される

 

遮音性能を十分満たすものと

 

いえる。

 

また、本件建物の室内は、

 

環境基本法に基づく

 

「騒音に係る環境基準」をも

 

充足している。

 

このように、本件建物は通常の

 

居住上支障のない程度の遮音

 

性能を有することに問題はない

 

というべきであるから、買主が

 

主張するようにマンションン建物

 

に通常要求される品質、性能を

 

具備していない(隠れた)瑕疵が

 

あるとすることはできない。

 

 

(買主の請求を棄却)

 

【神戸地裁 H14.5.31】

 

 

 

↑↑  ここまで判決文  ↑↑

 

 

 

この判例では、

 

人が音を感じる感覚から、

 

建物の遮音性能に論点が

 

ズレてしまっていて、

 

個人的には釈然と

 

しません(T_T)

 

 

でも、このような判例がある

 

ことを踏まえると、

 

マンション購入にあたっても、

 

それなりにしっかりと確認

 

しながら検討することが必要

 

だということが分かります。

 

 

事前にすべての事象を予測する

 

ことは不可能かもしれませんが、

 

少なくとも、

 

物件状況確認書(売主の告知書)

 

等を発行してもらって、あらかじめ

 

売主しか知りえない瑕疵を告知

 

してもらうことは大切です。

 

 

また、自分が疑問に思うことは

 

納得できるまで確認して、

 

決して「?」が残ったままで

 

契約するのは避けましょう。

 

 

 

今回で「上階の騒音」に

 

ついては終了になりますが、

 

マンション購入を検討されていて、

 

ご不明な点や、お悩みのことが

 

ある方は、

 

小江戸不動産までお気軽に

 

ご相談ください。

 

 

 

 

 

 

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