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2016年03月10日
ブログ

SLDKの「S」とは?

 

建物の間取り図を見ていると、

たまに「SLDK」なんて表記を

見かけることはないでしょうか?

 

一般的になじみのある間取りは、

「LDK」

だと思いますが、

この「SLDK」とは、「LDK」と

一体何が違うのでしょうか?

 

今日は「SLDK」の「S」について

考えたいと思います。

 

 

まずは基本となっている「LDK」に

ついて考えてみます。

 

おそらく「LDK」の意味をご存知の

方は多いと思います。

 

LDKとは・・

 

”リビング ダイニング キッチン”

 

の略ですよね。

※注

リビング 居間

ダイニング 食堂

キッチン 台所

 

実は、一昔前の建物では、

「DK」(ダイニングキッチン)」

という考え方の間取りが主流でした。

 

しかし、近年では、時代の移り

変わりや家族構成の変化、

ライフスタイルの変化にあわせて、

住宅の間取りも「リビング」を中心と

した「LDK」が主流になりました。

 

また、ソファーやローテーブルなど、

欧米の文化やライフスタイルが急速

に普及したこともあって、広い居室の

リビングを中心とした生活が、徐々に

多くの住宅で採用され主流になった

と考えられています。

 

このように、

「リビング」という考え方が主流に

なった理由は、その利便性や快適さ、

そして家族がコミュニケーションを

持てる場所としての役割を担える空間

であったからだと思います。

 

 

ここまでで、

LDK=リビングダイニングキッチン

についてご理解頂けたと思います。

 

続いて、

本日のお題「SLDK」について考え

たいと思います。

 

結論から先にお伝えしますと、

「SLDK」の「S」とは、

 

サービスルーム(収納)や納戸、

フリールームなどの部屋を総称して

「S」と呼んでいます。

 

実は建築基準法では、居室には、

ある一定の採光や通風の基準を

設けていて、その基準に満たない

部屋は居室に該当しないのです。

 

つまり、

居室として認められるためには、

ある一定の採光と換気のための、

窓、その他の開口部を設けなけれ

ばならないのです。

 

そして、

窓が小さくて部屋が暗いとか、

開口部からの距離が遠いなど、

何らかの理由で基準を満たさない

部屋を総称して、

「納戸」や「サービスルーム」と

呼んでいるのです。

 

 

 

ここで注意したいのが、

「S」の部屋だからといって、納戸

としてしか使えない訳ではありません。

実際には、状況に応じて子ども部屋や

寝室など、他の居室と同様に利用する

ことができますのでご安心ください。

 

「S」とは、

あくまで建築基準法上の採光や換気

の条件を満たしていないだけだと

考えてOKです。

 

特にマンションの場合には、

2面採光(玄関側とバルコニー側のみ)

の間取りが多いので、建築基準法の

居室としての条件を満たせず、

「S」と表記している部屋が多い

という訳です。

 

如何でしたでしょうか?

 

「S」だから劣っている部屋という

訳ではありませんし、使い方に

よっては便利なときもあります。

 

ご自分が気に入った物件の間取図に

「S」を見つけた時は、これらのことを

イメージしながら検討してみてください。

 

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