面積の基準
先日、こちらのブログで、
寝室や事務室の広さ(面積)は、
利用する人数や、
家具の大きさなど、
ある一定の数値を基準にして、
設計されていることを
お伝えいたしました。
※寝室→10㎡前後(2人)
※事務室→10㎡(1人当たり)
(詳しくは前回のブログ参照)
すると、
ブログを読んでくれた方から、
「住宅や会社以外にも
基準があるの?」
とご質問を頂いたので、
その他の面積の基準に
ついて、下記にまとめて
みました。
※いずれも最低基準です。
1.映画館・劇場
0.5~0.7(㎡/席)
2.レストランの客席
1 ~ 1.5(㎡/席)
3.小・中学校の普通教室
1.5~1.8(㎡/人)
4.保育所の保育室
1.98以上(㎡/人)
※最低基準
5.図書館の閲覧室(数人掛け)
1.5~2.0(㎡/席)
6.病院の病室
6.4(㎡/床)
小児病室は(x2/3)
※最低基準
7.ホテルのシングルルーム
10~20(㎡/室)
8.百貨店の売場面積
25~30(㎡/人)
※従業員1人当りの面積
この数値を見てみると、
最低基準というだけあって、
少し狭いんじゃないかな?
という印象ですが、
皆様はどのように
感じるでしょうか?
また、ある調査によると、
ホテルのシングルルームの
平均面積は15㎡という数値
が出ておりますので、
上記基準(10~20㎡)の
平均値と一致しますね。
こんな数値を基準に、
建築士はお客様の希望を
うまく取り入れながら、
店舗の客席数やデザイン、
また、住宅の間取り、
給排水設備、
レイアウト等を
考えていきます。
それぞれの面積を
おおまかに知り、
その空間の役割や機能を
再認識することができると、
今までよりも有効に
スペースを利用できて、
住環境の改善に
つながります。
小江戸不動産では、
お住いの間取りや設備等が
しっくりこない方や、
年齢や家族構成に合わせて
お住いをリフォームされたい
方々のご相談会を開催して
おります。
ご自宅に気になる部分が
ございましたら、
お気軽にご相談ください。
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