今あるものを大事に長く使う
先日、川越市内の
「倉庫+事務所」
の賃貸物件を借りて頂いた
お客様の工事をしてきました。
現在お使いの事務所から、
新しい事務所に引越しするに
あたり、できるだけ既存の事業所
で使っている設備機器を再利用
したいというご依頼がありました。
僕は早速既存の事務所に行き、
使えそうな設備機器を調べ、
以下の設備を再利用することに
しました。
・エアコン
・流し台
・ガスコンロ
・給湯器
いずれも、6~7年前に購入
したものだそうです。
その他にも、
冷蔵庫やガスヒーター等の
電化製品を、新しい事務所
に運び入れました。
ということで、まずは、
現在お使いの流し台を、
新しい倉庫でも使えるように、
ちょこっとだけ工事します。
新しい事務所の流し台を置く
スペースには、以前に入居者
が使っていたであろう配管が
残っていたので、それらを
撤去します。
「残された給水管とガス管」
よくある光景です。
水洗を撤去するときは、しっかり
止水栓を締めてから作業してくださいね。
「撤去後」
すっきり、きれいになりました。
で、ここから給水・給湯、ガス配管
のための壁(パイプスペース)を
作ります。
「壁を造作」
できました。
使ったのは余ってた間柱とコンパネ。
材料費ゼロで、約100mm程度の
パイプスペースを作りました。
後日、設備屋さんに給水・給湯、
排水を繋いでもらい、
ガス屋さんにガスの配管を
お願いします。
「給水・給湯の配管の様子」
給水(青色)が一度外に出ているのは、
移設した給湯器を通してお湯(ピンク)
をもってくるため。
「移設した給湯器」
給湯器も移設しました。
コンセントがなかったので、
防水コンセントも付けました。
後日、無事に流し台を搬入して、
設置することができました。
また、一緒にエアコンも移設、
冷媒ガスをしっかり充填して、
工事(お引越し)は無事完了です。
移設することで、設備を新規に
購入しないで済んだので、
お客様の費用を抑えること
ができました。
実は、
このような移設工事は、
現在の事務所と引越し先の
事務所の2つの拠点で作業
を行うので、段取りが大事に
なります。
また、設備機器を取り外す際に、
機器を壊さないような工夫など、
ちょっと面倒な工事もあるので、
業者さんによっては対応して
もらえないこともあります。
でも、私たち小江戸不動産では、
「今あるものを大事に長く使う」
ことをコンセプトに仕事を行って
おりますので、現状で使えている
設備であれば、概ね移設工事を
承っております。
ですので、
「誰に相談したら良いか分からない」
「まだ使えるので、新居に移設して
使いたい!」
といったお悩みなどありましたら、
小江戸不動産までお気軽に
お問合せください。
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