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2016年05月19日
ブログ

融資(ローン)特約2

 

 

さて、

今回は前回のブログの続きです。

前回のブログはこちらからどうぞ

 

 

今回は、ローン特約に関して、

事例を紹介しながら内容を

掘り下げていきたいと思います。

 


【事例】

 

売主の宅建業者Aは、

買主Bとの間で自社の

分譲する建売住宅を、

 

売買代金 3000万円、

手付金 150万円、

借入予定金額2700万円

(○○銀行他、フラット35、

固定金利、返済期間35年)

 

とする売買契約を締結して、

手付金150万円を受領した。

 

 

そして売買契約書には、

「①買主は融資が否認された

場合、表記に定める期日までに

契約を解除することができる。

②前項により本契約が解除に

なった場合、売主は受領済の

金員を無利息にて買主に返還

する」

 

旨の融資(ローン)特約を定めた。

 

 

売買契約締結後、

買主のBは、速やかに

○○銀行に申込手続き

を行った。

 

その結果、

2500万円の融資しか

得られず、融資の一部

が否認されてしまう。

 

売主の宅建業者Aは、

自社の取引先である

金融機関、△△銀行

であれば、確実に融資

を得られる。

変動金利で返済も楽に

なるので△△銀行に

融資を申込むように勧めた。

 

これに対して買主Bは、

変動金利は将来の不安が

あることから、△△銀行へ

の申込を断りたい。

ついては融資利用特約に

基づいて契約の解除と

手付金の返金をお願い

したい。」

 

と申し出た。

 

 

するとAは、

 

「特約には○○銀行”他”

とある。融資承認が得られる

金融機関があるにも関わらず、

申し込み手続きをしない場合、

ローン特約により契約を解除

することはできない。

 

どうしても解除したいので

あれば、契約書●条の

違約条項に基づき

売買代金の20%の

違約金600万円を

支払ってもらうことになる。」

 

とBに告げた。

 

 

買主Bは一体どうなってしまう

のでしょうか?

 

と、ここまでが今回の事例です。

 

残念ながら、

僕もこのような事例を

しばしば耳にします。

 

次回のブログでこの事例の

考え方をお伝えしたいと

思います。

 

 

ありがとうございました!

 

 

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