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2016年05月20日
ブログ

融資(ローン)特約3

 

今回も前回に引き続き

融資(ローン)特約の

お話です。

過去のブログはこちら

からどうぞ↓

 

融資(ローン)特約1

融資(ローン)特約2

 

 

 

 

さて、〇〇銀行の

融資審査の結果が

2500万円で、

一部否認されて

しまった買主Bさん。

 

その上、

売買契約の際に

ローン特約を設けた

にも関わらず、

売主の不動産業者A

から、契約を解除する

のであれば、

違約金600万円を

支払うようにと

告げられてしまう。

 

一体、買主Bさんは

どうなるのでしょうか?

 

この事例の考え方に

ついて説明いたします。

 

まず、ローン特約は

融資の一部否認の

場合にも適用可能です。

 

なので、買主Bは申込み

した金融機関から融資を

否認された場合、他の

金融機関に融資を申込み

する義務はありません。

 

 

 

 

 

そして、

売主の不動産業者Aが

主張する、

「○○銀行”他”」

となっている点については、

○○銀行以外の金融機関に

融資条件(金利、返済期間、

返済方法等)が同等の商品

があるのであれば、

当該金融機関に申込する

義務があるといえます。

 

でも、

融資銀行が○○銀行の

商品と異なり、

買主Bに不利または不利と

なるおそれのある商品の場合、

当該金融機関の融資を利用

するか否かは、買主Bの判断

に委ねられることになります。

 

従って、

売主の不動産業者Aが紹介

する△△銀行の商品は、

買主にとって不利となる

おそれがあるので、

ローン特約に基づく申込

義務はないと考えられます。

 

なお、今回のように、

買主がローン特約に

基づいて契約を解除

出来るにも関わらず、

宅建業者Aが解除を

拒絶・妨害する行為は、

宅建業法の

「不正または著しく不当な行為」

に該当すると考えられるので、

業者の方は注意が必要です。

 


いかがでしたでしょうか?

 

結論としては、

買主Bは違約金の600万円

も支払う必要はありませんし、

契約も解除することができる

ということになりますね。

 

ローン特約は、その他にも気を

付けたい内容がありますので、

担当者としっかり打ち合せを

してください。

 

 

 

 

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