自己アピール
最近、所属している団体や
金融機関等で、自己紹介を
する機会が多くなった。
自己紹介をするような場面では、
その時々で聞いている人の年齢も
違えば、知識や経験も違う。
だから、時と場合にあわせた上手な
自己紹介は意外と難しい。
加えて、自己アピールをするとなると、
僕は間違いなく自己アピールが下手な
部類に入ってしまうと思う。
僕と同じように自分をアピールする
のが苦手な人は多いのではない
でしょうか。
そこで、自己アピールについて
触れている本を思い出したので
読み返してみた。
あなたの話はなぜ「通じない」のか
山田ズーニー ちくま文庫
(以下本文)
=等身大のメディア力をまとうために=
自己アピールが下手な日本人である私
できるのなら、この時代、
自己アピールはした方が良い。
自己アピールのうまい人を私も
何人か見てきた。そういう人は
やっぱりいいポジションを
つかんでいる。
いやみなく、自慢をさらり、
自己主張をしっかりやって
のけられるのは才能だ。
これからもどんどんやって
いけばいいと思う。
ところが、私はどうも苦手だ。
自分で自分をほめるような
ことをするとへこんでしまう。
それに、意を決して自己アピール
しても相手の反応が今一つだ。
試しに、そんなに親しくない相手に
「今日は私のことを知って
いただきたくて。」
と頼まれもしないのに自己アピール
をとうとうとやってみよう。
多くの人は、やっぱり引く。
言うまでもなく、日本には謙虚の
美徳というものがある。
あなた自身はどうだろうか?
自己主張がうまい人が好きか?
それともアピール下手で謙虚な
人が好きか?
相変わらず、
謙虚な人は人気が高い。
アピール下手な人は、無理せず
「謙虚」という自分のメディア力を
うたっていく方がずっと良いのだ。
==ここまで本文=====
自己アピールが下手な僕としては、
何とも救われるような内容だ。
でも、
仕事の世界では必ず競争がある。
同じような会社がたくさんある
今の世の中で、自分の会社を
選んでもらうためには、
それなりに新鮮な輝きを放つ
「根本思想」
が必要だと思います。
本のなかでは、
「理解という自己発信」
として、自己アピールが下手でも、
上手に信頼関係を築ける3つの
自己発信の方法が書かれていた
ので、次回のブログで見ていき
たいと思います。
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